推薦状の書き方

最近推薦状を頼まれることがボチボチあるので、メモ書き程度に残しておく。

まず、基本的な書き方は以下を参照した。
推薦状について

推薦状は3〜4パラグラフで構成する。第1パラグラフで被推薦者との客観的な関係について述べる。学生であればいつからいつまでどういう立場で指導しているのか、同僚や一緒に仕事をした人であれば、どういう立場関係でどのような仕事をしたのか。
第2パラグラフではその関係性において被推薦者がどのようなパフォーマンスであったのかについて、客観的な指標を添えて述べる。指導学生であれば研究テーマは何だったか、どのようなモチベーションで行ったのか、研究を主体的に進めていたか、取り組んだ研究テーマを学会等で発表した場合はどのような学会で発表したか、査読ありかなしか。ない場合は査読あり会議に投稿する水準まで達したか。業績が国際競争力のある水準かどうか。RAなどをしているかどうか。自身の授業を取った場合、その成績についても言及する。同僚や一緒に仕事をした人の場合、互いの役割分担がどのようなものであったか、相手の仕事がどの程度重要であったかについて客観的に述べる。
第3パラグラフでは、被推薦者がこれから応募しようとしている仕事先、アワードなどで仕事を行うのに必要な能力を有するか、日常接している状況からの判断を記載する。語学能力や留学生と積極的にコミュニケーションを取っているかについてもここで記載する。また、締め切りを守っているか、自己管理能力があるか、研究ミーティングで過不足なく情報を伝えて議論することができるかなどについて。
第4パラグラフは、相手に被推薦者を強く推薦したい場合に記載する。被推薦者が学生の場合、これまで見た学生の中で上位5%、10%などと言える場合は積極的に推薦をする。