博士課程に進学しました

4月1日をもって博士課程に進学しました。


修論、国際会議、論文誌などでヒィヒィ言ってる間に年があけてから3ヶ月たっていたわけですが、博士の3年間はもう少し目先のことばかりにとらわれないようにしようと思います。


そういえば、3月第2週に言語処理学会第17回年次大会(NLP2011)というところで発表をしてきました(内容としては修論の前半6〜7割くらい)。

D1-6 情報抽出と述語項の類似度を利用した音声対話システム
○吉野幸一郎, 森信介, 河原達也 (京大)

科研の報告会などの関係でチュートリアルと初日しかいられなかったのですが、初日の晩にあった若手の会懇親会で@hillbigさんと隣の席になって色々話す機会がありました。曰く、「博士の3年間は人生で最後かもしれない"好きなことを好きなようにやれる時間"なので、やりたいことをやるのがいい。土日も寝ていたら終わっていたじゃなく、色んなことに挑戦しよう」ということだそうです。

土日も毎週末出かけていって、博士の間に47都道府県を全て制覇したとか。あれだけの研究をした中で、自分の時間ではそれだけあちこちに行って、すごいバイタリティだ。


確かに、自分のやりたいことに自分の時間を全部使える、かつ長いスパンで物事に取り組める機会というのはこれからはもうないと思うので、色々やりたいことに挑戦しようと思います。
@syou6162さん(NLPで初めてお会いしたw)の日記「進学or就職?」=>「自然言語処理の研究者を目指します」 - yasuhisa's blogにも、

  • 課程博士として進学するか
  • 一度社会に出て社会人博士として戻ってくるか

という話がありましたが、「自分の全ての時間が自分のものとして使える」というのが課程博士のいいところではないかと思います。まあ、それは僕が博士を取れてから改めて言うべきことで、今言うことではないかもしれませんが。


とりあえずしばらく(半年くらい?)は締め切りドリブンで物事を進めるのはやめて、やってみたい研究や勉強をしようと思います。


(/NLP|SLP/)の皆様、これからもよろしくお願いします。