ウイルス性腸炎

ここ数日ウイルス性と思われる腸炎で仕事にならなかった。金曜から体調はおかしかったけど、ただの風邪かと思いきや…

とりあえずNLP2011の締め切りが月曜日にあったので、月曜は学校に行って原稿を仕上げたが、その日の晩から下痢が止まらなくなり(その前から下痢気味ではあった)、便に血が混ざりはじめた。

火曜に医者にかかったところ「潰瘍性大腸炎の疑いがある」ということで水曜に内視鏡検査を入れられ、ゼミを休んでエコーと内視鏡を受けてきた…特に問題はなかったようなので一安心だが。血がまざったのも、下痢をしすぎてきれただけらしい。大腸の潰瘍はそのまま大腸ガンに繋がることもあるそうなので、検査を受けておいてよかったと思う。

昔からおなかは弱かったが、学部を卒業するくらいのタイミングから結構体のあちこちが悪くなっているので、そろそろあんまり不摂生をしないよう気をつけることと、定期的に体のメンテや検査をしないとなあ、と思う。これから予定外に倒れることもあんまりできないし…

しかしウイルス性腸炎っていうのは、何を食べてもおなかを壊すので食べたいものが食べられず辛い…

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最近東中さんの博論を読んでいる。
Discourse Understanding in Task-oriented Spoken Dialogue Systems

タスク指向型の音声対話システムにおいて、どう談話情報を効果的に扱っていくか、その評価をどう行うかということを扱っているが、音声対話システムにおける意味理解の一番の問題は何かというと、評価指標が確立されていないことにある。だからみんな独自の評価指標を立てる必要があり、その結果新しく学生が参入していくにも敷居が高いし、研究に対する評価もまちまちになって論文も通りにくい。

対話の研究でPOMDPが流行ったりするのは、何より、対話戦略の最適化というテーマの評価が客観的に確立されていることにあると思う。しかし、意味理解を定量的に評価するっていうのも難しいよなあ…むむむ。

まあ、修論提出まで2週間を切ったので、先行研究のサーベイもそこそこに、どんどん書こうと思う。ここ1週間くらい足踏みしてしまったので…